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ワイード実績・事例
2019年4月15日

【導入事例】災害対策本部で発揮されるICT機器の情報共有力


導入先:三菱地所プロパティマネジメント株式会社様
導入製品: ウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイード」


2月某日、丸の内駅舎を抜けると、鮮やかな青色が反射するビル群が出迎えてくれた。300万年前に現れたモノリスのようでもあり、またある瞬間には未来の巨人のようにも見える。

今回訪れた三菱地所プロパティマネジメント株式会社様の「非常災害対策センター」は、駅からほど近い丸の内パークビルディングの地下一階に位置する。

本社オフィスは、そこから少し歩を進めた丸の内仲通りビル。近年、働き方改革の成功例としても業界の注目をひく同社は、全国各地にあるビル・商業施設の運営管理や、企画・イベントを通じた街づくりのトータルマネジメントなどの事業を展開している。

【今回お話を伺った、業務企画部参事の加藤氏】

災害情報共有の場を混乱させない仕組みづくりに、ICT機器が使われている

非常災害対策センターは、万が一災害が起きた時に、運営管理をしている建物の情報収集や対策を行う場―災害対策本部となる。そこにウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイード」は設置されている。

同センターに足を踏み入れると、複数のプロジェクターやTVモニターが整然と待機しており、まるでICT機器の小さな博物館のようであった。

同センターでは、災害時の情報収集のために様々なシステムを導入している。ワイードの役割は、それらシステムを介して集まって来た情報を提示し、情報共有すること。いたってシンプルだが、災害時は無秩序に情報が集まるものだろう。情報共有力のあるICT機器があるか無いかで、災害時に冷静な判断ができるかどうかや、判断のすばやさは変わってくると考えられる。

同社は、管理対象の建物を170棟ほど抱えており、首都圏だけでも約100棟もある。もしも首都直下型地震が発生したら、情報収集の量は膨大。混乱を避けるための仕組みづくりは必須だ。

部屋全面を包む白い壁も印象的だった。

「ここの役割を考えると、突発的にいろんな事象が発生するでしょうから、手書きで記録することも十分考えられます。普通のホワイトボードでは面積が足りなくなってしまいます。だから壁をホワイトボード化したんです」と加藤氏は語る。

【壁を全面ホワイトボードに変更して壁面のどこでも書き込みができるように。
スクリーンとしての役割も兼ねる】

2系統出力機能を最大限に生かして 被災地の情報を効率的にキャッチする

「新しくプロジェクターを2台壁に設置しようと検討していた所、『1台で済むものがある』と、ワイードを紹介されたんです」

ワイードの投影幅は、従来のプロジェクターの2台分。一般的なサイズの画面(4:3比)の映像を、ちょうど左右に2つ並べられる大きさだ。

【1台のワイードで左右別々のPC画面を表示し、その中でさらに複数のPC画面を分割表示させている。
この画面構成がデフォルトとのこと】

右側は、固定で見せたい情報を。左側は、PC4台分の画面の情報を提示。「クリックシェア」(内田洋行販売) とワイードを組み合わせることで、複数のPC画面の分割表示を可能にしている。通常はPC4台の画面を俯瞰し、必要に応じてPC4台のうち1台の画面をピックアップして拡大表示させている。

図中のPC-1エリアのうち右上に立ち上げられているシステムは、三菱地所が導入を検討し、試験を重ねている「災害ダッシュボード」である。主に被災状況等のライブ映像を撮影・WEB上で公開するシステムで、被災地の情報を効率的にキャッチできる。

学校授業での使用を想定していたワイードと、会議システムとして世に出たクリックシェアとの相性は良いようだ。この例のように、複数のICT機器を組み合わせることで相互に機能を補強し合う使い方ができることに感銘した。

これまでにない柔軟な発想で、ワイードの底力が見い出された形だ。2系統出力機能の進化版とでも言いたいくらいである。

非常災害対策訓練で機器の立ち上げに慣れる

本非常災害対策センターの設置後に大きな災害はさいわい起きていないが、毎月必ず社員の方々計30名ほどが訓練を行っている。機器の立ち上げをスムーズに行えることも課題の一つだ。

「災害時に使うのだから、誰でもが使えるものでないと」

災害対策・その訓練において、システムやICT機器たちを運用する人はずっと同じではない。時代とともに使う人が変わっても、常に最高のシミュレーションができる環境が必要だ。

リモコン一つで感覚的な操作ができる身軽さを、今後も追求していきたい。

「壁に何も映ってないとただの事務所じゃないですか。『ここで災害対策やるの?』みたいに言われても仕方がない。だけど、映像が壁一面に投影されることで、地球防衛軍的に見えてくるでしょう(笑)。そういうイメージ訴求も考えてやっています」と加藤氏。

なるほど、たくさんのデータが壁一面に表示されるその様は、さながら昔テレビの中で見た戦隊ヒーローの作戦会議室のようだ。

【少しRがかった構造の壁のため、まず補強板を設置し、その上から壁掛金物を取り付けている。
ケーブル類は壁面や床面に隠れており、すっきりとした見た目に仕上がっている】
【整頓された綺麗なヘルメット。このまま使われることのない日々が続くことを願う】

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導入製品の詳細ウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイード」
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