2020年3月6日

一斉休校要請に対する支援としてKocriを無償提供いたします / 【中学校事例】「少しでも家庭学習への一助となれば」休校中の生徒に届ける理科の授業

【2020年3月31日】申し込み受付は終了しました。


新型コロナウイルスの感染拡大により、3月2日から全国の小中学校・高等学校の休校要請がなされました。児童・生徒のために日々奔走されている学校の先生方は、困惑と不安の最中でとても長い1か月をお過ごしのことと思います。

サカワとしてお力になれることは何かと考えた結果、このたびハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」Windows版を期間限定で無償提供することを決定いたしました。


臨時休校によって年度末までの授業計画が白紙になってしまった先生は多いはずです。

石川県のかほく市立高松中学校で理科の教員をしている中川先生もその一人。中川先生は教え切ることがかなわなかった内容を “少しでも家庭学習への一助となれば ”との思いから、休校中も無人の教室で授業の撮影を行い、その動画を生徒に配信することにしました。

黒板に映されている授業のコンテンツは、これまでに蓄積したKocriの教材を駆使して作られています。

かほく市立高松中学校 中川先生の言葉

Kocriは約4年間使い続けています。Kocriのすごいところは、板書と資料提示を“同時に”できるところだと感じています。

理科の教員になり間もない頃、生徒の興味関心を高めるために理科の実験もさることながら「授業実験、教材開発」もよく行っていました。以前はとりのこ用紙的な貼り物を多く作成していたため労力と時間が必要で、授業準備は連日深夜まで掛かり限界を感じていました。
理科室に特設された大きな上下式の黒板。これを めいっぱい活かす方法を模索していた中、その頃流行していたプロジェクションマッピングをヒントに、似たような役割を持つ教材作成ツールをネットで探してたどり着いたのが、Kocriとの出会いです。

手持ちの画像をKocriに取り込むだけで黒板に提示できるから、貼り物を自作していた頃に比べて作業効率が格段にあがり、ダイナミックに映像を映すスタイルを確立し、生産的な授業づくりが実現しました。
実験のグラフや画像をふんだんに使ったKocriの教材は、投影画面の上からチョークで書き込んだり、指差しながら解説したりすることで現在位置が明確に。生徒に、授業に対するアンケートを取った際も分かりやすいと好評でした。


我々が出来ることは微々たるものかもしれませんが、不安を少しでも軽減し、先生や生徒の皆様が休校中も学びを継続するご支援ができれば幸いです。 そして、この事態が少しでも早く収束することを心より祈念しております。

私たちもこれを機に今後どのようなサービスを作れば、教育の未来に明るい灯をともせるのか日々考えておりますので、これからのサカワにも乞うご期待ください。


ハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」とは

ハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」の詳細は専用サイトにてご確認ください。

Kocriは授業でこのように使われています > 【活用事例】Kocriを使った授業例

Kocri for Windowsの無償提供について

提供対象

全国の国公私立の小中高校(中高一貫教育校を含む)に所属の教員

無償提供製品・サービス

ハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」Windows版

提供および申込受付期間

2020年3月31日(火)まで

申込フォーム

2020年3月31日をもちまして申し込み受付は終了しました

お問合せ

ご不明な点がございましたら、お問合せフォームよりお気軽にお問合せください。

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