2018年11月7日

【導入事例】「ただ書くだけ」の板書はもうない。解説に集中できる仕組みとは(愛媛県立松山東高等学校様)

更新日:2023年1月12日

導入先:
愛媛県立松山東高等学校 様

学校紹介:
「がんばっていきましょい」の掛け声とボート部の活躍は、映画化されたことでも有名。進学面で県内トップクラスの実績があり、部活動でも全国大会へ出場するなど、文武両道を現実のものにしています。


2017年に愛媛県の全ての県立高校様・全108教室(※1)にウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイード」と「映写対応サンヤクホワイトボード」がセットで導入されました。
愛媛県立松山東高等学校様では、全学年・全教室の計27教室に取り付けられています。本記事では、ワイードを使った公開授業をレポートします。

※1…2022年現在、ワイードと映写対応ホワイトボードは全388教室に納入されています。

「ただ書くだけ」の板書は、データに置き換えた

同学年の担当クラスが5つあれば、毎年5回は同様の内容を教えることになります。そのため、ワイード導入前は、いわゆる事前板書を何回も何回も繰り返し手書きしていました。しかし現在は、繰り返し使う教科書や教材のうち「ただ書くだけ」の内容を、パワーポイントのデジタルデータにしています。結果的に、事前板書に取られる時間が減ったため、「教える」時間を増やすことに成功しました。

ワイードとPCを接続し、デジタルデータを投影するだけで事前板書が完成。それから要点を(映像の上から)マーカーペンで書き込んでいく仕組みです。この方法を取り入れてからは、板書の時間が格段に減り、授業展開に集中できるように。教える時間に余裕ができたことで、先生から生徒への呼びかけも多くなり、生徒とのコミュニケーションが増えたと喜んで下さいました。

授業中にワイードで投影されていた教材

ワイードは、2系統同時出力にも対応しており、左右に別々の映像系統を出力できるため、PC画面と実物投影機の画面を一度に並べて表示するなどの使い方もおすすめです。

教室の端から端まである圧巻のホワイトボードに貼替

壁いっぱいの圧巻の映写対応サンヤクホワイトボード(曲面対応)は、通常の2倍となる幅7.2mです。マーカーでたくさん書き込む先生にとっては嬉しいサイズ。

「映写対応」とは、スクリーン幕とホワイトボードの機能を一部併せ持つものを言います。通常ホワイトボードよりも表面を粗くすることで艶を抑えており、表面材に直接投影しても光の照り返しが少なく、映像が綺麗に映ります。


編集後記:
公開授業ではほとんどの先生がプロジェクター「ワイード」を使っており、記憶に残るような動的な教材、マーカーだけでは再現できない複雑な画像を映すなど、ICT環境に適応した授業が展開されていました。機器準備や操作に困る様子は無く、安心するとともに、先生方の並々ならぬ準備と工夫があってこそ、完成度の高い授業が成り立っていることを実感できました!

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製品詳細現行モデル名称:ウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイード プラス」
型番:SP-UW4000
・機能と特徴ページ
・地域別の導入実績ページ
カタログ・資料全国の小中学校・高等学校を中心に6700台以上導入。黒板いっぱいに映せるウルトラワイドなプロジェクター「ワイード」のカタログやお役立ち資料はこちら
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