経営計画発表会2021 in ART VILLAGE TOON-東温-

社長ブログ #6

こんにちは。
今回は2021年12月3日に行った上半期の経営計画発表会のことについて少し書いていきたいと思います。弊社は4月決算となりますので、半期の進捗発表となります。少しコロナの感染者が落ち着いていた時期だったため、約2年ぶりに全社員で集合し、愛媛のミニシアターを貸し切りにして開催をしました。

ここ2年間はコロナの影響でオンラインで開催していたのですが、今回はリアルに会えるので少し特別感のある場所で開催したいと思い、県内で探していたところ愛媛県東温市にアートビレッジという場所があり、演劇や映画など上映できるシアターを見つけました。映像や音の設備も完備されていて普段の会議などとは違う雰囲気を味わえるだろうと思っていましたが、会場に入ってきたときから驚く従業員が多く、この時点で掴みはOKという感じでしょうかね。 (驚きとか掴みとかそういうの大事なことです)

以前のブログでも触れましたが、計画発表会は従業員のために行うものであると考えいるので、取締役ですべての準備を行います。
会場の予約や当日のプレゼンの準備、映像装置・音響の調整、レクリエーションやケータリング、懇親会や宿泊の手配まで中々に時間がかかりますが、
従業員の日頃の感謝と労をねぎらいたいので、時間の許す限りで準備をして気持ち高めて喜んで帰ってもらいたいと考えています。
年2回に上半期と下半期の終わりに開催しますが、毎回終わった後にはヘトヘトになります。
それでも今自社がどういう状況にあって、そしてこれからどのような道を歩んでいくのかを全社に共有して、みんなで気持ちを一つにするには持って来いの機会だと思って欠かさず行っています。

弊社のような30人程度の会社でも半年もすれば、各々の意識が分散してしまいますし、ビジネスの方向性も外部的要因、内部的要因によって都度変化が必要になります。経営陣としても、計画発表会を通じて、足元と未来を見つめ直し、軌道修正する貴重な機会です。
何より全社員と一堂に介して会えることって素敵ですよね。全員が揃った光景を見ると、グッとくるものがあります。経営者として幸福を感じる瞬間です。

今回は私たちが新しい経営陣になって3年経ち、その間に従業員も増えたので、この3年間の振り返りも最初に行いました。2019年~2021年の間に生み出したサービスや売り上げの推移、弊社の企業理念、行動指針、ロゴマークに込められた思い、など在籍歴が短い方々にも一気に会社への理解を深めてもらう意図です。また歴が長い従業員にとっても今まで一緒に歩んできた道のりを振り返って、よくここまで頑張ってきたなぁと感じてもらえる機会にもなります。

さて、全体通したスケジュールは今回このような形です。
毎回大体こんな流れでやっています。

休憩を挟みながら、13時から17時まで半日ガッツリ使って行います。
経営計画の進捗発表から各表彰・部門長からの次期への目標発表・1時間のワークショップと盛りだくさんで、終始熱量をもって取り組みますので、開催する側の僕たちだけでなく、受ける従業員もかなりパワーを要します。(なので休憩時間には甘いお菓子をたくさん用意)

取締役からの発表資料の中身までは流石に公開できないですが、
会社として上半期達成できたこと、できなかったことを数値面と重点方針項目で振り返り、下半期はこんなことをやろう、ここまで達成しようと宣言します。ここは意識を統一するために大切な発表の機会なので、今回は僕のターンだけでパワポ25枚くらい作りました(泣)
(割りと早めに着手するタイプなのですが、いつも夜な夜な資料を作成していて、いつまでも終わらない夏休みの宿題みたいです。細かいところまで懲り出すと大変なんですよ、なかなか。)

また弊社は1年を4期に分けて、それぞれ各期ごとに部門目標と個人目標を設定し、その達成度に応じて毎回MVPを選出して表彰しています。また社内SNS上で最も感謝を送った人ともらった人(2人)も表彰をしています。これも3年前から始めた制度です。今回はMVPが多く、全部で8名の表彰でした。
受賞した人も祝う人も、どちらもとても気持ちの良いものです。大きな拍手に包まれる瞬間ですね。

そして最後のワークショップも毎度テーマを変えて行います。
今回のテーマはチームビルディングを深めるためのワークショップでした。同じ部署や業務が近いメンバーで組み、座学とレクリエーションを行いました。
レクリエーションはヘリウムリングというフラフープを使ったチームビルディングゲームで、
思っている以上にやってみると難しかったです。

そして終了後は、懇親会をして仲間同士で半年の労をねぎらいます。
写真はありませんがやっぱり一番盛り上がりますよね。仲間同士で飲めるのって、ホントにいいです。今回、特に思いました。
ここ最近、価値観が多様化してお互いの考えを容認しあう時代なので、自分は会社の人とあまり交流したくない、という考えも増えてきています。でもその考え方は僕は賛同できないです。
会社や事業は人同士が一緒に作っていくものなんだから、半年に一度くらい全員で肩組もうよ、と。
同僚と健闘を称え合うことが嫌な人はいないと思います。家族や昔からの友達ではないコミュニティの仲間ってとても貴重ですよね。幸福なことだと思います。
これからもサカワは日々荒波を超えながら、お互いを認め合い助け合い、同じ釜の飯を食い、泣いて笑い合える、そんな海賊団のようなチームを目指していきます。(仲間に入りたい方がいれば、いつでもご応募ください。お待ちしております!)

以上、今回はちょい雑談っぽい感じでしたが、見てくださってありがとうございました!

サカワ トシタダ

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この記事を書いたひと

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坂和 寿忠

株式会社サカワ4代目社長の坂和寿忠(トシタダ)です。愛媛県出身、1986年生まれ。大正時代に黒板製造業でスタートした弊社は創業100年を超え、教育分野という土俵はそのままに、今ではアプリを制作し、学校用プロジェクター「ワイード」を全国展開しています(今もグングン導入台数増加中)。 “日本一面白い黒板屋さんになる“ために面白いアイデアや仲間をいつも探しています。「こんな物を一緒に作れないですか?」「こういうこと出来ないですか?」なんていう面白いお話があればいつでも大歓迎です!FacebookやTwitterからメッセージお待ちしております。では、また!

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